■三菱地所一級建築士事務所、三菱地所設計に30年間、鹿児島大学に10年間所属した間に関わったプロジェクトです。

西之表まちなか交流施設

2022年4月竣工。西之表市の交流、コワーキングスペース。
地元種子島の180mm角の杉柱で支持したストイックな空間。構造設計は、北九州大学の藤田慎之輔准教授。鹿児島大学鯵坂研究室の吉村亮輔が担当、内部の木家具は鹿児島県の補助事業で設置した。

国際文化会館本館再生

坂倉準三・前川國男・吉村順三の協同設計で1955年に竣工。当初は解体予定だったが、建築学会の再生提案を受け、「保存のための再生でなく再生のための保存」の阪田誠造氏のコンセプトで三菱地所設計が設計し、2006年に再生工事が竣工した。DOCOOMOMO Japan100選定建築で、工事中に登録有形文化財となり7代目小川治兵衛の作庭した旧岩崎小彌太邸庭園は港区名勝庭園となった。檜の木製建具を再利用し機能状必要なエントランス、ホールを増築、一方内部は機能を更新する必要から、階段室を除き大部分を改修した。